これまで、全案件で満額調達に成功している融資の話し。

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デリケートな面もある融資が、うまくいくように調整役を務める

資金調達の手順は3段階に分かれています。最初は自己資金を貯めること。次に銀行からの借り入れ。そしてノンバンクを使います。ノンバンクとは、貸付を行う金融機関とは異なり、信販会社やクレジット会社、リース会社などをさします。

開業を希望する人の多くは、政府系金融機関の日本政策金融公庫から資金調達しています。しかしその中には、お金の借り方や事業計画書の書き方がよく分からないという人もいます。そうした方々に向けて、資金調達がうまく運ぶように、「自己資金がこれくらいあるとこれくらい借りられます」とか、「事業計画書の作成はここがツボなんです」といったアドバイスをしています。

私たちが事前に日本政策金融公庫の担当者に会い、事業計画書の中身について説明することもあります。融資というのは繊細な面もあるので、借り入れを希望する本人が面談の際に間違ったことや曖昧なことを言うと、借り入れたい金額が引き出せなくなってしまいます。そうならないよう、本人が面談にのぞむ前の調整役も担っているのです。

 


事業計画書は未来予想図。課題が明確になるので不安解消にも効果的

事業計画書は、「未来予想図」のようなもの。

いざ開業となると、誰でも不安になります。売上目標を達成するためには、客単価をいくらに設定して、何人集めないといけないのか。広告はどこに打つのが最適か、リピーターを増やす対策はどうしたらよいのか……。そうやって順番に考えていくと、課題があぶり出されてきます。この課題を事業計画書に沿って、1つずつ解消することで、不安な気持ちが少しずつやわらいでいきます。

計画通りにいかなかったときは、どこがダメだったのか事業計画書をもう一度見直してリスタートすればいいのです。事業計画書があれば立ち戻って考えることができるので、安心して事業に取り組めます。

場当たり的にあれこれ手を出してしまうと、そもそもの原点がどこだったのかわからなくなって迷走してしまいます。情報に流されないためにも、計画書は作っておくべきだと思いますね。

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自己資金の貯め方と、これまでの経歴によって好感をもたれることも

希望する金額の満額借り入れを実現するには、自己資金とプロフィールが大切です。自己資金は多いほどよいイメージがありますが、資金融資担当の銀行員は「自己資金をどうやって貯めたのか」という点もきちんと見ています。たとえば、「和食の板前として勤めながら、毎月3万円の貯金を10年間続けてきました」という人は好印象をもたれます。その人のやる気というか、気持ちを見ているんですね。逆にいうと、自己資金が少なくても、そういうエピソードがひとつでもあれば資金を借りられることもあるのです。

こうしたエピソードは「必要書類に記入するというよりも、会話の中で出すほうが好感をもたれますよ」とアドバイスしています。やっぱり対人間ですから、自己資金が少なくても、和食の板前として長年努力してきましたという人は、相手からしても応援したくなるんですよね。

日本政策金融公庫。融資を受けるには、自己資金よりも、エピソードが大切
日本政策金融公庫。融資を受けるには、自己資金よりも、エピソードが大切

 


融資額は自己資金の3倍が通例だが、経歴によっては3倍以上の融資も可能

これまで20件弱の融資サポートを行いました。いずれも希望した満額の借り入れを実現しています。その中には、元Jリーガーが引退後の道として友人と一緒にバーを開きたいという相談に来られたケースもありました。自己資金は150万円、これに親御さんからの援助金50万円を加えて合計で200万円。一般的に融資金額は自己資金の3倍といわれますが、このときは1000万円の融資を実現しました。

飲食業界に携わったことがないこの方がなぜそのような融資を引き出せたのか。

それは、「サッカーというひとつのことに打ち込んで、プロリーグまで昇りつめたガッツのある人」という評価を得たからなんですね。人を見て、この人ならと見込んで融資をしているという好例だと思います。

この方の場合は融資サポートしただけで、設計や施工はしていません。開店後も様子を聞いていますが、お店は順調だそうで、喜ばしい限りです。

 


やれることはすべてやる。業務範囲を定めず、あらゆる相談に応じる

融資に関するコンサルティングを行う会社は、たとえば希望額1000万円だったところが800万円しか引き出せなかったとしても、それはしょうがない、それ以上は業務範囲ではないというスタンスです。

それに対して私たちは、できることはすべてやる。銀行でうまくいかなければノンバンクに話を持っていくなど、融資を引き出すさまざまなノウハウを備えています。「結局、資金不足で開業できない」といったことにはなりません。これが当社の資金調達における特徴です。

最近は再融資にも取り組んでいます。山翠舎が施工した店舗ではありfませんが、せっかく開業した店がどん底まで落ちてしまい、その再生計画依頼されました。そこで当社は、飲食コンサルタントの協力を得ながらこの店の再生計画を練り上げ、金融機関に話を持っていき融資を受けることにチャレンジしています。

資金面についても遠慮なく当社に相談してほしいです。融資を成功させられるかどうかの確約はもちろんできませんが、私たちは本気で取り組みます。

そこはぜひ信頼してほしいですね。

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