信州大学にて代表 山上が動画による特別講義を行いました。
講義タイトル:『古民家ルネサンスと 時間資本の創造』
昨年に続き、本年も代表の山上浩明が信州大学にて動画形式の特別講義を行いました。
視聴期間中、多くの学生の皆様に視聴いただきました。
■講義のテーマ『古民家ルネサンスと 時間資本の創造』
現在、日本には900万戸を超える空き家が存在します。
弊社はこれを社会問題としてだけではなく、長い年月が生んだ「時間資本」という巨大な資源として捉えています。
講義では、「建築業」にとどまらず、所有者・投資家・地域住民をビジネスモデルでつなぐ「継手ソリューション」や、
街全体をホテルとして再編集する「分散型ホテル(小諸プロジェクト)」の実践例を紹介しました。
また、3Dスキャニング技術を用いた伝統技術のデジタルアーカイブなど、山翠舎が描く未来の文化産業モデルについて深く掘り下げました。
■学生の皆さんから寄せられた声
講義を視聴した学生の皆さんからは熱意溢れる多くの感想をいただきました。
・特に心に残ったのは「未来をつくる=小さな文化を救うこと」という言葉です。
私は来年から技術科の教員になります。生徒にはAIなどの新しいテクノロジーだけでなく、
伝統的な技術の素晴らしさや「その積み重ねがあって今がある」ということを伝えていきたいです。
古いものの価値を見つけ、技術で未来につなぐ楽しさを教えられる教師でありたいと思いました。
・空き家を単なる老朽化した「問題」ではなく、時間の蓄積が生んだ「時間資本」という巨大な資源と捉える発想に深く納得させられました。
解体によって時間の蓄積がわずか数時間でゼロになるという社会的損失の大きさを痛感しました。
・山上さんの講義で特に印象に残ったのは、空き家を「問題」ではなく長い時間が蓄積した「時間資本」と捉え直し、
それを解体してゼロにするのではなく「解き放つ」ことで新しい価値を生み出すという発想の転換であり、
古民家を再生することが地域経済・文化・観光・雇用を連鎖的に活性化させ、さらに街道48次構想や世界展開、
3Dスキャニングによる文化の永続保存へとつながっていく壮大なビジョンに、建築を超えて“日本文化を編集し直す産業”
をつくろうとする力強い未来志向を感じた点です。
その他にも多くの感想をお寄せいただきました。
ご視聴くださった学生のみなさまありがとうございました。
山翠舎はこれからも、古民家・古木に新たな命を吹き込む「古民家ルネサンス」の挑戦を続けてまいります。