▲古木の温もりに包まれた、半個室型シェアオフィス空間
この度、信州大学繊維学部のファイバーイノベーションインキュベーター(Fii)という施設の一角に、山翠舎設計施工のシェアオフィスが開設されました!
開設に併せて、オープンセレモニーが行われましたので、その当日の様子をリポートします。
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【目次】
■信州大学繊維学部Fiiシェアオフィスの内装を紹介!
■Fiiシェアオフィスについて
■シェアオフィスの開設に併せて、記者会見が行われました
■信州大学繊維学部及びFiiとは
■さいごに
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■信州大学繊維学部Fiiシェアオフィスの内装を紹介!
オープンスペースには古民家からの解体材を活用しており、小さいスペースながら柱・梁・板など古民家を構成する材料を惜しみなく使用しました。直接手が触れる場所には古木をはじめ木材を使い、シンプルな空間の中にも温かみを感じられるようなデザインとなっております。
天井が抜けているので圧迫感のない作業に集中できるスペースになっています。限られたスペースではありますが様々なシーンに対応できるようカフェのようなオープンスペースも配置されています。
今回の会見では山翠舎代表の山上より、山翠舎の事業紹介と信州大学とのつながり、そして今回のシェアオフィス開設に至る経緯について語りました。山上は、古木が本来持つ経年による美しさや強度に注目し、20年以上にわたってアップサイクルの仕組みを構築してきた背景を紹介しました。信州大学とは2019年からSDGs授業への登壇やGXセミナーでの講演を通じて連携があり、同大学の村上教授との出会いを機に、今回のシェアオフィスのプロジェクトが進みました。
今回のシェアオフィスも、そうした「古いものに新たな命を吹き込む」山翠舎の哲学を反映した空間です。施設には信州大学と連携して開発した素材や技術も取り入れられており、空き家や遊休不動産の再生による地域の価値創出にもつながると位置づけられています。
大学と企業の連携によるユニークなシェアオフィスが完成しました。この温もりある空間から、新しいアイデアや出会いが生まれることを関係者一同願っております。
信州大学繊維学部のファイバーイノベーションインキュベーター(Fii)の詳細情報はこちらをご参照ください。
信濃毎日新聞に当日の様子が掲載されました。こちらのリンクよりご覧になれます。