重厚で美しい木目と香りが特徴の高級木材「ローズウッド」を入手しました!
このたび、山翠舎にてローズウッドの大型無垢板を大量枚数入荷いたしました。寸法は、長さ3,000mm以上、幅650mm以上の大判サイズで、存在感のある天板としてご活用いただけます。重厚な木肌と美しい木目、そして伐採時にかすかにバラのように香ることからローズウッドと呼ばれています。ローズウッドならではの魅力を、ぜひ実際にご確認ください。
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リサイズや表面加工など、オーダー対応可能です
山翠舎では、この素材をリサイズしてオーダーメイドで制作して納品することが可能です。仕上げ部材たちですが、ご要望によりサイズ調整、表面色合いをし直し、お好みの色や形状に仕立て直し、さらには、天板に似合う脚も作成するなど、工務店である山翠舎ならではの体制で、丁寧に対応いたします。
ローズウッドについて
── 建築・家具デザインに活きる、希少材ローズウッド
ローズウッドと聞いて、どんなイメージを持たれるでしょうか。
濃く深い色合い、美しい木目、そしてほのかな芳香。長く愛されてきた銘木のひとつであり、今では特別な材として認識されています。
山翠舎ではこのたび、ローズウッド材をまとまったロットで入手することができました。希少性から、「森の象牙」とも呼ばれるほど。
この機会に、改めてローズウッドという材の特徴や価値について、整理してみたいと思います。
──ローズウッドとは何か
ローズウッド(Rosewood)は、日本では「紫檀(シタン)」ともよばれています。
名前の由来は、木を切ったときに漂うほのかに甘い香り。乾燥後にはあまり残りませんが、材を加工する際には確かに感じられる特徴のひとつです。
これらはいずれもマメ科ツルサイカチ属(Dalbergia属)に属する広葉樹で、熱帯〜亜熱帯の森林で育ちます。
──特徴:色・香り・耐久性・硬さ
ローズウッドの最大の特徴は、その美しい木目と色合いです。
濃い赤褐色〜紫がかった黒まで、材によって表情はさまざま。油分を含み、磨けば深い光沢が出るため、仕上がりは非常に上質です。
加えて、耐久性・防虫性が高く、寸法安定性にも優れているため、家具・楽器・高級内装材として古くから重宝されてきました。
──用途:家具・楽器・建築材としての実績
ローズウッドはこれまで、クラシックギターの側板・裏板、ピアノの外装材・黒鍵、高級家具の面材や象嵌細工、
仏壇や伝統工芸品、一部の高級内装材(カウンター材・造作部材)のような用途で高く評価されてきました。
特に音響特性に優れている点が注目され、マリンバなどの打楽器材としては、代替が利かない素材のひとつとされています。
建築の分野では、造作家具や特注の建具材、床材、カウンター天板などに活用される例もあります。
──なぜ今、ローズウッドは「手に入らない」のか?
現在、ローズウッドの多くの種類は、ワシントン条約(CITES)の附属書ⅡまたはⅠに記載され、原木の輸出入が規制されています。
とくに2017年以降、Dalbergia属全体が原則的に国際取引規制対象となり、実質的に「合法的な輸入が非常に困難」な状況が続いています。
したがって、今回のように正規輸入されたローズウッド材が流通するのは極めて稀であり、ロット単位で入手できる機会は今後さらに少なくなっていくと考えられます。
──建築・内装における可能性
ローズウッドは、ただ高級で希少なだけの木ではありません。
しっかりと選定し、目的に応じた形で使うことで、空間に「重み」と「品格」をもたらすことができます。
たとえば、、、
カウンター天板やバックカウンターに用いれば、素材が空間全体の核となるような効果が生まれます。
ワインセラーや喫茶室の腰壁、建具などに使えば、濃密な空間演出が可能です。
レセプションの一枚板テーブルなどにも適しており、木の存在感を伝えるポイント使いとして最適です。
落ち着いた中にも、静かで上質な印象を持つ仕上げに導ける素材となっております。
(参照:『設計の基本とディテール 木のデザイン図鑑』1996年株式会社建築知識)

山翠舎のローズウッド:最新の仕入れ情報
〇寸法:L3000-L7000程度 * D650-1600 * t50-120
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