『月刊事業構想』2026年3月号
タイトル『 百年の時間を宿す古木を未来の資源へ 山翠舎の「古民家ルネサンス」構想』
記事では、当社の古木古民家を活用した施工事業の紹介のほか、
古木を未来の資源として受け継ぐために、山翠舎が現在進めている挑戦ご紹介しています。
◆継手(つぎて)ソリューション
今、日本中で増え続ける「空き家」。その課題背景には所有者様が一人で悩んで放置されてしまう構造的な問題を解決する仕組みです。
「所有」と「運営」を分け、 持ち主様はそのままに、使いたい事業者様を「継手」となって山翠舎が結びつけます。
ただの仲介ではなく、私たちが設計・施工まで担うことで、古い建物に新しい命を吹き込みます。
◆第1ステップ: 全国47都道府県へ広げる『古民家47次構想』
現在、長野県小諸市では、街に点在する10軒の古民家を一つのホテルに見立てる「分散型ホテル」を推進しています。
地域全体を活性化する新しい旅の形を提案しています。
◆第2のステップ:「古築(こちく)」という概念
都市や新築のビルや店舗に、あえて「古木(こぼく)」を取り入れる考え方です。 数百年を生き抜いた木の風合いは、一朝一夕では作れません。
この古木という「時間資本」を取り入れることでその場所に「物語(歴史)」を持たせることができます。
また、解体される木材を燃やさず再利用することで、環境負荷を減らします。パタゴニアやハイアット ホテルなど、世界的なブランドにも採用されています。
◆第3のステップ:世界展開
日本の古民家の価値は、今や世界中から注目されています。
森美術館で開催された「シアスター・ゲイツ展:アフロ民藝」、世界3大メガギャラリーの一つである「ホワイトキューブ(White Cube)」でも採用されています。
◆3Dスキャニング技術の活用
京都工芸繊維大学との共同研究により、6mの古木を約3分で高精度スキャンできる仕組みを実装しました。
約5,000本の古木をデジタル上で管理し、世界中の建築家が設計に使いやすい環境を整えています。
竹中工務店様や大学とも連携し、建物丸ごとをデジタル保存する挑戦も行っています。
時間が経つほど地球が美しくなり、古木の価値がむしろ高まる社会を実現するため、
⽇本の古き良き財の付加価値をさらに⾼め、世界の⼈に知って使っていただくことを⽬指します。
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