【店舗紹介】
伝統と多彩さが溶け合う中華「中国菜MIX」オープン!
哀愁の街・西荻窪に、伝統と多様さの融合した中華料理屋さんが誕生しました。
こんにちは。マーケティング担当の髙林です。
どこか懐かしく、哀愁ただよう街・西荻窪。駅を出てすぐに広がる昔ながらの商店街には、個性豊かな酒場や専門店がひしめき合い、平日の夕暮れでもふと歩けば、人の温度を感じられる、そんな場所です。
そんな西荻窪に、2025年4月18日、またひとつ話題の店が誕生しました。駅から徒歩わずか3分。古木の温もりに包まれた「中国菜MIX」は、中国各地と台湾の料理が一堂に味わえる一軒です。
この度、山翠舎スタッフで、食事会をさせていただきました。その様子を、リポートします!
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【目次】
■賑わいをみせる中、山翠舎スタッフで食事会へ伺いました。
■お店の内装をご紹介!
■おすすめ料理をご紹介!
■“MIX”の意味
■施工担当者よりコメント
■店舗情報
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賑わいをみせる中、山翠舎スタッフで食事会へ伺いました。
今回、スタッフで訪れたのは夜の時間帯。すでにSNSなどでも話題になっており、ランチタイムは連日行列ができるとのこと。
当日も平日ながら満席で、すでに多くの人の心をつかんでいる様子がうかがえました。
中国料理の名店で研鑽を積んだオーナーさまがご提供される料理はどれも絶品でした。全体を通して印象的だったのは、細やかに刻まれた食材が随所に使われていたこと。薬味や香味野菜、タレに至るまで、ひとつひとつの食材が丁寧に刻まれ、料理の中で豊かな香りや食感を生み出していました。それだけ仕込みにかける手間が深いのだろうと伝わり、余すことなく味わいながらいただきました。
目には見えないけれど、確かに味わいとして伝わってくる、刻まれたひとつひとつが、料理人の手仕事の証であり、お客様へのまっすぐな気持ちなのだと感じました。ただ美味しいだけでなく、“手間暇の温度”が感じられる中国料理。それが「中国菜MIX」の魅力のひとつであることは間違いありません。
お店の内装をご紹介!
オーナー様は、当初より山翠舎の施工店舗に興味をしめていただいており、古木を使ったお店をつくりたいと内装設計を進めました。細部までこだわりながら、一緒にお店づくりをしておりました。

▲施工前の写真
カウンター上の吊戸棚に、間接照明が設置されております。古木も骨格を覆うように店内を引き締めます。
6本の大きな古木を使用し、店内にはどこか懐かしいぬくもりが漂います。

使用されているのは、選び抜かれた古木です。迫力ある丸太梁が天井を力強く支え、空間に圧倒的な存在感を与えています。
カウンター席から見上げたり、テーブル席から眺めたりと、見る角度によって異なる表情を見せてくれます。
表面には波打ったような手斧の跡が見て取れます。これは、かつて職人が一本一本、手作業で木を加工した証しであり、当時の息遣いを物語っています。

▲古材のテーブル
床はチーク材を用いたパーケットの木フローリングです。天井や壁の白い色合いと、濃い床材のコントラストが綺麗ですね。
また、ソファにもオーナー様のこだわりがつまっています。背もたれのくびれをミリ単位で採寸し、座り心地の良い椅子を目指しました。背もたれ裏の間接照明や、緑の色合いもお店に映えますね。
さらには、こちらのテーブルは、天板に古材を使用しております。
▲オーナー様コレクションのアンティークや置物が店内を彩ります
店主が集めた中国のアンティーク小物が至る所に飾られ、まるで旅先の館のような趣を演出しています。
おすすめ料理をご紹介!

▲左から、広東式焼売、黒酢スブタ、口水鶏(よだれ鶏)
焼売は、ふんわりとした皮の中から、肉のうま味がじゅわっと広がり食べ応えのあるやさしい味でした。中華と言えば、スブタ。サクッと揚がった肉に、重厚感ある黒酢のコク。付け合わせのヤングコーンが、甘酸っぱさを引き立てるアクセントとなっていました。そして、よだれが出るほどうまいという名前のよだれ鶏。しっとりと火入れされた鶏肉に、香り高く、ピリ辛なタレが絡む。クセになるやみつきの辛さです。

▲左から、広東風チャーシュー、空心菜と牛肉のBBQソース炒め、海老のチリソース炒め
蜜のように照りをまとったチャーシューは、香ばしさと甘みがマッチして美味しかったです。また、少し珍しく特別感のある野菜、空心菜の独特のシャキ感と、甘辛ソースが絶妙に絡み、お箸が止まりません。さらに、エビチリを頼まずにはいられません。中華鍋で炒める海老はどうしてあんなにぷりぷりなのでしょう!ぷりぷりの大ぶり海老に、たっぷりの自家製チリソース。優しくも深みのある甘辛仕立てでした。

▲左から、酸辣湯麺、東方美人(中国茶)、中国菜MIX特製タレ
最後に締めは、麺に限ります。酸辣湯の濃密な食後でもすっと入ってくる爽やかな酸味が心地いい一杯。また、食後に飲むのも、途中で休息するのもよし、中国茶もいただけます。東方美人は、台湾の世界高級茶で、発酵度が70パーセントと非常に高い、ウーロン茶です。なんとタレは、台湾出身の奥様の家に代々伝わる秘伝のタレです!ここでしか味わえない味をぜひご賞味ください。
“MIX”の意味
美味しいお料理の数々をご紹介しましたが、みなさまお気付きでしょうか?店名の由来。
「中国菜MIX」という店名には、広東料理、四川、上海、台湾——複数のエリアの料理が勢ぞろいしているところからきています。
看板料理ひとつで中国の各土地に旅した気分になれます!美味しいお料理の数々、ごちそうさまでした!
施工担当者よりコメント
■内装のここを見てほしい!
カウンター上に通った長い梁が、空間に力強いアクセントを加えています。また、店内のあちこちに散りばめられた古木が、落ち着きと温もりを演出。床には無垢のパーケットフロアを採用しました。さらに、タイルなどの一部はお施主様自らが施工。店内にはそのほかにも、お施主様が手がけた装飾品がたくさんあり、個性と想いがにじむ空間となっています。
■施工時に苦労したこと
結構な本数の古木が入っていたので、それぞれ寸法感を合わせるのが難しかったです。
■お料理について
地域ごとに特色の異なる中華料理を幅広く楽しめます。さまざまな味を食べ比べることができて、大満足です。
■さいごに
オーナー様が何度も、「かっこいいお店でしょ😏」とおしゃっていただいていたことがとても嬉しかったです!
▲食後の記念撮影
最後はスタッフみんなで記念撮影。
どの料理も完成度が高く、写真を見返すたびに「また食べたい…」とお腹が減ります。
価格帯は一品1000円〜2000円とリーズナブルなのに、味は本格派。
西荻窪に立ち寄った際には、ぜひ一度のぞいてみてください!
オーナー様をはじめ、関係者の皆さまに心より感謝申し上げます。
【店舗情報】
中国菜 MIX
所在地:東京都杉並区西荻北3-6-8 パークハイム西荻 1F
アクセス:西荻窪駅から徒歩3分
Instagram:https://www.instagram.com/chinese_restaurant_mix/
■営業時間
11:30 - 14:30 L.O. 14:00
17:30 - 22:00 L.O. 21:30
定休日:火曜日、隔週水曜日
営業時間・定休日は変更となる場合がございますので、ご来店前に店舗にご確認ください。
■価格帯
一品1000~2000円