山翠舎の海外ブランド《SANSUI》
フランス・パリのアート&デザイン展「THEMA」に出展しました。
現在フランス・パリでは、「アートバーゼル」、「デザインマイアミ」などのアートフェアが多く開催されており多様な芸術とデザインが交差する季節を迎えています。
そうした文化の中心地パリにて、山翠舎の海外ブランドSANSUIが、アート&デザイン展「THEMA(テーマ)」に初出展しました。
(開催期間:2025年10月22日〜26日)

「THEMA」とは。
THEMA(テーマ)は、歴史から現代までのデザイン、アート、クラフトマンシップに焦点を当てた文化的なプラットフォーム(交流・発信の場)です。
この展示会は、国連が定めるSDGs(持続可能な開発目標)の理念を大切にしており、その基準(憲章)に合致するよう、建築、アート、工芸の分野から厳選された現代のデザイナーやアーティストだけが参加しています。
◆「THEMA」 公式ウェブサイト
SANSUI 紹介ページ: https://thema-fair.com/collections/sansui
▼下の写真:THEMAの会場となった、パレ・ブロニアール

SANSUIは、日本の古民家を解体する際に出る古木・古材を「KOBOKU(古木)」と定義し
その歴史を重ねた美しさを継承し、そこに新たな価値と現代の息吹を宿す作品を創造しています。
長野の山々にルーツを持つSANSUIのブランド名は、「SAN(山)」と「SUI(空と水)」を組み合わせ、
自然と職人技の調和、そして地球への敬意と美の継承というメッセージを体現しています。
▼展示ブースでは、古木ベンチや古木オブジェなどを展示しました。

かつて、古木には釘を使わない建築で使われた仕口の痕、囲炉裏の煙で黒く深みのある色あい、
職人の手跡などが残ります。
その、時の痕跡を深く刻んだSANSUIの作品は、
荘厳な会場の中で存在感を放ち、多くの来場者に関心を寄せていただきました。

古木の素材そのものが放つ、手で創り出すことのできない豊かな表情と、
重厚で荘厳な石造りのパレ・ブロニアールの会場に調和していました。

左:現代画家アーティスト Roberto Sironi氏 右:suzusan 代表取締役 CEO 村瀬弘行氏
■海外統括 星野のコメント
私たちは『古民家を解く。』というビジョンのもと、SANSUIブランドを通じて、
日本の大切な財産である古民家が持つ歴史や魅力を海外へ積極的に発信してまいります。
同時に、古民家の解体から得られる古木・古材の新たな価値創造と、
国内外での活用先の拡大に尽力し、循環型社会の実現に貢献してまいります!
今後もどうぞご期待ください。
◆主な海外実績
▶SANSUIの過去の海外展示に関する記事はこちら
SASUI WEBサイト:https://www.sansui.jp/
SASUI Instagram:https://www.instagram.com/sansui_jp/